2017年4月14日金曜日

ひかり電話の覚書

環境説明
ドコモnet(NTT東 フレッツ光ネクスト ギガライン相当)、ひかり電話ルーターはPR-S300SE、VPNサーバーソフトはSoftetherを使用、LAN内無線LAN APはBaffalo WXR-1750DHPである。SIPクライアントはNTTドコモ版Galaxy S6 edge(SC-04G), Android 6.0.1。

Android標準SIPクライアントを使用してひかり電話ルーターのSIP機能を利用する場合、Android側のSIPクライアント設定で「発信プロキシアドレス」を空欄のままにすると書かれたサイトが多い。LAN内の無線LAN AP経由であれば空欄でも問題無いが、SoftetherのL2TP/IPSecサーバー機能を利用した外部からのVPN接続時に空欄のままではSIPサーバーに登録出来ず(タイムアウトする)にひかり電話経由の発着信が出来ない。
「発信プロキシアドレス」欄には「サーバー」欄と同様にひかり電話ルーターのSIPサーバーアドレスを入力する。こうすることでVPN経由でもひかり電話で発着信(内線通話)が可能になる。

図1. SIPサーバーへの登録に失敗している表示
上図のように、VPN接続中等でひかり電話で発着信可能な設定であるが「アカウントを登録できませんでした(registration timed out)。後ほど再試行します。」 と表示されて発着信不可能な場合は、「電話アカウントの設定」の「インターネット電話を受信」オプションをON/OFFすることで即時「通話着信ON」にすることができる。

短縮ダイヤル機能を持つXperiaでOS標準SIPクライアント機能でひかり電話の内線通話の発信をする場合、「(内線番号)」のみでは発信不可(短縮ダイヤル機能の短縮ダイヤルと判断される)。「(内線番号)*」と入力すれば内線発信可能。

Samsung GalaxyシリーズでAndroid標準SIPクライアント機能を利用する場合、下記サイトの通りに設定する。
AndroidスマートフォンをNTTフレッツ光「ひかり電話」の子機として使ってみる – Dream Seed
http://www.dream-seed.com/weblog/note/flets-hikari-denwa-smartphone